【内部資料入手】NHKが来年度から「テキストニュース」の縮小を検討 「NHK NEWS WEB」は「謎の新サイト」へ移行か
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注目のコメント
私にはすべてやっていことが逆のように見えます。業界の論理だけでユーザー目線、ユーザーへの配慮がまったく欠けていると思います。NHKの発信を「民業圧迫」と縮小させたところで、NHKが開拓した領域が他の新聞や放送に回るわけではありません。NHKの発信を評価しているユーザー群がただ消滅するだけです。マスメディアとユーザーの距離がただ離れるだけです。角を矯めて牛を殺す、みたいな状況を招くだけです。NHKの受信料を下げるのも愚の骨頂で、もし潤沢なら値下げするのではなくメディア全体の発展に振り向ける方向を考えるべきです。現在の新聞の苦境とNHKの発信は無関係です。ユーザーから見れば「だから新聞は」ということになると思います。
これ、新聞社に分が悪い話ですよね。新聞協会はけしからん、ユーザーのアクセス権を制限するのか、と。
私は違う考えをもっています。6700億円の受信料をもとに予算をたてられるNHKと民間が競争するというのがどだい無理なことです。この潤沢な予算をもとにして取材したことを、無料でテキストの形で出されてしまっては、たまらんという新聞側の言い分はわかります。
先日発表された2035年の各県の人口予測をみても、今のままでは維持できない地方紙も多い。そうしたときに、民間のマーケットに公的なお金でなりたっている組織が入ってきたときにどう制御していくか、ということが問われているのだと思います。
これは、新聞の側とくに共同通信の責任も大きいと思います。今各地方紙の電子有料版用にと配信をしている共同の記事は、すくなくともNHKNEWSWEBの初期のころのような工夫や読者をとりこもうという姿勢が私には見られません。何が大事かもとても大事ですが、どう読者の興味をひいていくか、というのもとても大事なことだと思います。
ちなみにテキスト情報は、NHKがネット業務を必須をすることと引き換えに、制限をうける、というたつてけになっていることが、総務省のワーキングチームのまとめ等からわかります。