供述誘導主張の元広島市議への取り調べは「不適正」 最高検が認定
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この事件では特捜部検察官の利益誘導が問題になっています。すなわち、ターゲット以外の関係者に対し
「とにかくもう事実話して反省しとるんだという内容の書類にしたいと思ってるんで。」
「なんとか処分を、あの一不起訴であったり、えーもうなるべく軽い処分にと。いうふうにしたいと思って」
「こういうもの(被告が書き留めたカンニングペーパー)を作ったというのは、あまりおおっぴらにしないように」
「『検事から脅されたわけじゃない』ということは言っていただきたい」
「(取り調べで)脅迫とか、利益誘導、アメとムチのようなことはないですよとしっかり言っていただければ」
などと発言したことが録音されていました。
今回、最高検が違法認定したことは評価できますが、特捜部は基本的に上司が取調べを指揮しているため、本当に組織的関与がなかったのかについては本来外部委員を入れて検証すべきだと思います。不謹慎ながら、面白い展開になってきました。
政治資金収支報告書の不記載問題は、存在感をアピールしたい特捜とネタが欲しいメディアが結託して(癒着して)話を盛り上げていますが、実態は、思いのほかショボい話に落ち着きそうな気配がしてきています。
特捜としては、清和会会長と総理を経験した某元大物政治家を検挙することが最終目的のようですが、時効の壁と証拠集めの難しさから、公判を維持できるのか怪しい状態になっています。
そこにきて、この特捜の「不適正」(で済まされない話だと思いますが)が明るみに出て、さらに捜査をしにくくなるでしょう。果たして、メディアは、正真正銘の「権力」の監視の一環として、本件を詳細に報道するでしょうか?「録音してりゃええやん」と思ったら被害者(この場合は元市議)が録音してたんですね。
これは二重の意味で検察は恥ずかしいでしょ(笑)
①悪事の証拠をガッツリ録音されてる。
②検察内部で録音してて監査で見つかりました。ならまだマシ。それすらしてなくて被害者による証拠提出≒自浄作用も取調可視化も無しの証明。
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