閉店前の“安売り” 「ケーキ店」が行わないワケ 専門家が解説
オトナンサー | マネー、医療、エンタメ、マナー、食など「暮らし」の各カテゴリーについて、オトナンサーは、時事的な話題の解説や、知っていると役立つトリビアの紹介、大人が知っておくべき基礎知識などのコンテンツを提供します。
38Picks
コメント
注目のコメント
それでも昔と違って今は大量に「廃棄」すること自体に批判を浴びせられる風潮があり、そのほうがブランド価値に悪影響を及ぼしますから、廃棄すればいいと安易には考えられなくなりつつありますね。
要は、必要なものを必要なだけ生産する、廃棄ロスを大幅に見込んで作らないということ。
クリスマスのように大量の消費が集中する期間は、大量に売れるからと言って売れ残るほど大量には作らない。売り切れで店頭に商品がないことによる機会損失を極端に恐れる傾向がありますが、むしろクリスマスは大半を予約販売とし、予約なしの来店客向けに店頭で販売する分は、通常期と同じ数に留めておくぐらいでないと大量の廃棄が出てしまうリスクがあります。
最近では、年末年始の新幹線ですら、自由席を無くして必要な数だけの輸送に留める傾向があります。あらかじめ座席を予約しておかないと、在来線に移ったり立ったまま乗車することがせいぜい。ピークとして人が集中する時期に大量の無駄が発生しないよう、意識が変わりつつあるように思います。たまに食べる特別なものじゃなくて、毎日でも食べたくなるような味と価格のケーキを作る店があってもいいと思う。
例えばコンビニスイーツで、もっと美味しいケーキを大量生産して安売り出来るようになったら、ケーキがより身近になって変わる気がする。