「商社一人勝ち」。とばっちりを食う、外資金融・コンサル
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注目のコメント
「就活で悩んでいる」なんて相談を学生さんから受けると、即座に総合商社をお薦めすることにしています。仕事の面白さ、給料、ワークライフバランス、どれをとっても他業界よりはよほどバランスが取れている印象という理由で。(おまけに男性はモテる)
心底商社をお薦めしたいというよりは、自分が何に優先順位を置いているのかを判断する上での格好のリトマス試験紙になるだろうという意図です。
そう言われて、「そうか!商社か!」と素直に納得する程度にこだわりがない人であれば、あんまり思い悩んでないで色々会社を見てみればいいだろうし、逆に「いやいや、私がやりたいのはそういうことじゃなくて」と反発する程度に自分の意見がある人であれば、やりたいようにやりゃいいんじゃないでしょうか。「あとあとの転職を考えて、つぶしがきくから商社」との学生さんの声ですが、こと三井物産では他社への転職はほとんどいない。私の同期で辞めた人の次は、起業、国連、落語家 とか。物産を辞める=会社員というジャンルそのものから離れる 的なイメージ。
私が物産に入った理由と辞めた理由は、昨日pikerの西村氏にインタビューUPしてもらいました。学生さんのご参考まで
http://now-or-never.jp/?p=2484総合商社さんはいわゆる就職ランキングにあるような伝統的大企業の中でも、ほとんど唯一と言っていい、規制産業(銀行、保険、通信、マスコミ、そこに不随する広告代理店など)でなくちゃんと自由競争のなかで戦っていることが、魅力の根元な気がしますし、その意味でよい就職先だと感じます
個人的には若い頃に三菱商事さんに短期間ですが出向していた経験はとてもよい経験でした。
逆にキャリアとしてみたときに商社を基準にしてコンサルティング会社にしかできないこと(個人的にはそれもまたたくさんあると感じてますが)をしっかりと学生さんに伝えることが重要かと思っています。