2023/12/24

【極意】ビジネスパーソンに贈る、M-1流ゼロイチの作り方

NewsPicks編集部

NewsPicks編集部

きょう24日に開催される「M-1グランプリ」は、言わずと知れた日本で一番面白い若手漫才師のチャンピオンを決める大会だ。

一方で、「大企業における、新規事業の成功例」という、もう一つの側面も持つ。

すっかり人気が停滞していた「漫才」に再びスポットライトを当て、既存の賞レースとどう差別化し、注目度を高めてブランド価値をつけていったのか。

ゼロイチの創出に悩むビジネスパーソンも少なくない中、M-1にそのヒントが隠れているかもしれない。

「M-1はじめました」（東洋経済新報社）の著者で、元吉本興業ホールディングス取締役の谷良一さんに、M-1の魅力や最も印象に残ったコンビの裏話、そして新規事業立ち上げの極意を聞いてみた。

お笑い好きでもそうでなくても、今日のM-1が見たくなる金言をお届けする。

INDEX

• 社長から「お前、分かってるやろな」
• M-1が国民的行事になった理由
• シンプルな「ゼロイチに必要なもの」
• 創設者が語る、これからのM-1

コメント

注目のコメント

• 清水 勝彦

  慶應ビジネススクール 教授

  ・2023年12月24日

  「本気やったら「漫才復活プロジェクト」を、たった1人ではやらせないでしょう（笑）。」とありますが、逆も真なり。1人だからできることもあるでしょうし、多くの人が集まると熱意が薄まることもあるでしょう。核になる人がその火を燃やし続けることの大切さは、昨日の伊奈食品の記事と共通するものがあるのではと感じます。
• 畑仁 優鋭

  NewsPicks編集部 編集者/記者

  ・2023年12月24日

  私含めて、関西人はお笑い好きな人が少なくとも他の地域に比べて多いような気もしますが、中でも吉本興業の社員であればその数は100%（に限りなく近い）数字になるでしょう。
  そうした中で、お笑いやコンテンツに直接触れることがない部署に行った時の気の持ちようやモチベーション、ビジネスの中でも最も難しいとされる「ゼロイチの生み出し方」の極意を、M-1創業者の谷良一さんに伺いました。
  
  結局つまるところはそこに行き着くか、という話ですが、逆に凄さを心から感じるお話でした。
  
  今日はいよいよM-1決勝。クリスマスイブということもあり、のんびり飲みながら楽しみたいと思います。
• 佐藤 元則

  NCB Lab. 代表

  ・2023年12月24日

  とかく、知名度が高い人たちが勝ち上がるようなイメージがありますが、独自のスタイルを創出した漫才師が優勝しています。ユニークさは新規事業でも重要。他者との優位性をどう打ち出すかが鍵ですね。今日のM-1では、どんなユニークが登場するか、楽しみです。