【変貌】デジタル庁、3年目の「スタートアップ化」がすごい
- 行政は「ニワトリとタマゴ」
- 「モノ」中心に、小さく始める
- 「リリースがゴール」をやめる
- 日本のデジタル化の「障壁」
- 「デジタル庁を越える」
- 一次情報を取りに行く
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こういった人たちが経済的インセンティブ無しに自分ごと化して仕事に取り組んでいるのが凄い。
トップである大臣は長くても3年で変わります。しかも国民からの猛批判にさらされながら、優秀な人材がモチベーションを失わずに働き続ける事はそんなに簡単じゃないでしょう。
"─ 2人の話には、オーナーシップへのこだわりを感じます。どうしてそこにこだわっているのでしょうか?"
「デジタル化以前のUXの高さは、日本のデジタル化が難しい要因の1つ」というのはなるほど、と思わされました。リープ・フロッグ現象の逆ともいえる。ライドシェアが日本においてなかなか広がらなかった理由とも通底しますね。
行政サービスが向上・改善していかない理由の本質は、行政に評価という仕組み・フィードバックループが存在しないから。リリースをゴールにせず、エンドユーザーからのフィードバックをサービスにいかす、企業・スタートアップであれば当たり前の思想がより根付いていくと良いですね
今年9月に設立3年目を迎えたデジタル庁。創設時は民間人材の採用で話題をさらった同庁が、その真価を発揮し始めていると実感させられるインタビューでした。
記事内で紹介している各種の「情報見える化」を進めるダッシュボードの公開や、来年正式リリースするマイナポータルの刷新(現在はベータ版)プロジェクトの裏側に、タイトルにもある「スタートアップ的なプロダクト開発」の片鱗を見ました。
こういう文化の醸成は、やはり時間がかかるもの...と思いつつ、まだ3年ということを考えると、今後のデジタル変革にも小さくない光明を見いだせる。日本のデジタル化にまつわる「内なる変化」に期待です。
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