リリーの肥満症治療薬、体重ゆっくりとリバウンド-使用停止後の研究
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素晴らしい結果だと思います。肥満の治療薬として申し分ない結果と言えるでしょう。日本は肥満の問題が欧米に比べると少ないため、世界で捉えるとニーズは先進国の中では少ない方です。日本ではむしろ美容目的で求める人が増えそうです。
肥満自体を生活習慣病の一つとして、薬物治療する対象にした功績は大きいでしょう。もしかしたらこれから使用実績が報告されることによってマイナスな側面も報告されるかもしれませんが、少なくとも今時点では非常に良い薬と言えるでしょう。GLP-1受容体作動薬の使用を中止するとリバウンドがみられるのと比較すると、使用停止から1年後でも約10%の体重減少がみられていたというのは有望な結果と言えるでしょう。一方で、糖尿病や脳梗塞、心筋梗塞など肥満に起因する病気を防ぐためには5年、10年といった期間での効果の検証が重要であり、今後さらにフォローアップが必要だと思います。
一方であくまで薬でありその副作用や長期使用による効果の減衰についてはまだまだ注意が必要。
ただGLP-1を意識することはボディバランスにおいては重要だとあらためて確認できたことは大きい。