ロシア大統領選 併合4州でも投票強行へ プーチン氏は“無所属”で出馬
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ロシアの大統領選挙は、国会に議席を持つ政党の代表か、もしくは30万人の推薦署名を集めれば立候補できます。
ただし、実際は、それらの条件を満たしていても、何らかの理由で逮捕されるなどして立候補を認められなかった人たちはいました。
プーチン大統領は、2012年に統一ロシア代表として立候補した時以外は、30万人の推薦署名を集めて立候補しています。
開票前に死んだりしない限りはプーチン大統領が再選されるのはわかりきっているのですが、どのくらいの匙加減で得票したことにするのかは、わかりません。80%か、90%か。
なお、プーチン大統領がこれまでに占領した地域、チェチェンやクリミアなどでは、プーチン大統領の得票率はだいたいほぼ100%になっているので、ウクライナの新領土での得票率も100%くらいということになるでしょう。プーチン大統領は2000年に当選し、通算5回目の立候補、来年3月に当選すれば任期は2030年までです。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231208/k10014282751000.html
中国では2018年の憲法改正で再選回数の制限が取り払われており、昨年、習近平国家主席が党総書記に再選され、任期が当分続くと予想されています。
日本を取り巻く安全保障環境において、ロシアと中国は、核兵器を保有し、また、領有権を含め、秩序を変更していく強い意志をもつ指導者が今後も当分権力の座にいるだろうという点はよく理解しておくべきと思います。