このままでは将来、日本は深刻なインフレに直面する
日経ビジネスオンライン
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注目のコメント
占部さんのコメントで思ったことがほぼカバーされいました。その上で、深刻なインフレに直面したとして、一体何が起こるのか、何が困るのか、具体的なイメージを持ちたいところです。急激なインフレが家計に深刻な影響を及ぼすことは理解できますが、とはいえ過渡期を経れば所得は物価と釣り合う水準まで調整される筈です。預貯金のみで暮らしている人々にとっては大問題でしょうが、ひょとしたら現役世代にとってはそんなに悪い話でもないのかも知れません。
素人考えですが、一回ガラポンして資産の格差をリセットできるという点では、ハイパーインフレ待望論を唱え出す若者が出てきても不思議ではない気がしますが、どうなんでしょ。極めてまっとうな論のように感じるが、学問的にどういう反論があり得るのか知りたい。フリーランチは存在しない、別の言い方をすれば借りた金は返さないといけない、ということで、今は家計の貯蓄率が高いので国債を買い支えられているだけ、という指摘。これに対する反論としてこれまで見たものは、結局国内で閉じた話であり、国債をどうするかは最終的に国側が何とでもできるのである、という類のものしかないんですよね。
【追記】
朝倉さん指摘のように、インフレを進めることは、世代間格差を縮める(現保有資産の価値を低減させる)効果があるので、アベノミクスが実はそこまで深淵に考えていたのであれば実は良かったのかな、と思う時もあったりしました最近家を買った友人たちと、35年ローンの間に円が崩壊する可能性の方が高いよねとよく話す。そういうリスクを踏まえてどう立ち回るか。僕ら世代はそういうマインドセットが不可欠。