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このままでは将来、日本は深刻なインフレに直面する

日経ビジネスオンライン
2013年4月に始まった日銀による異次元緩和は日本経済にとって何ら問題がないのか。慶応大学経済学部教授の池尾和人氏に聞いた。
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占部さんのコメントで思ったことがほぼカバーされいました。その上で、深刻なインフレに直面したとして、一体何が起こるのか、何が困るのか、具体的なイメージを持ちたいところです。急激なインフレが家計に深刻な影響を及ぼすことは理解できますが、とはいえ過渡期を経れば所得は物価と釣り合う水準まで調整される筈です。預貯金のみで暮らしている人々にとっては大問題でしょうが、ひょとしたら現役世代にとってはそんなに悪い話でもないのかも知れません。
素人考えですが、一回ガラポンして資産の格差をリセットできるという点では、ハイパーインフレ待望論を唱え出す若者が出てきても不思議ではない気がしますが、どうなんでしょ。
池尾教授が一つ間違えていることがある。高齢になると貯蓄を切り崩すから、財政赤字を担えなくなるという理論、これ外人もよく言うんだけど、貯蓄を切り崩すのは消費をするためですよね?消費は財の移転行為であってマクロ的に財がなくなるわけではないです。日本が急速に輸入依存の国になる、もしくは高齢化すると輸入品しか買わないというならともかく、消費をすればそれを売った人に資産が移転するだけで、そこでまた貯蓄になるか、また消費されるかということになります。総体としての金融資産が減少していく訳ではありません。むしろ高齢層が貯蓄を切り崩して消費することは現役層の所得拡大を意味するので経済活動にはプラスです。しかし、なんかハイパーインフレになると言わせるのが目的のような誘導尋問ですね。
極めてまっとうな論のように感じるが、学問的にどういう反論があり得るのか知りたい。フリーランチは存在しない、別の言い方をすれば借りた金は返さないといけない、ということで、今は家計の貯蓄率が高いので国債を買い支えられているだけ、という指摘。これに対する反論としてこれまで見たものは、結局国内で閉じた話であり、国債をどうするかは最終的に国側が何とでもできるのである、という類のものしかないんですよね。
【追記】
朝倉さん指摘のように、インフレを進めることは、世代間格差を縮める(現保有資産の価値を低減させる)効果があるので、アベノミクスが実はそこまで深淵に考えていたのであれば実は良かったのかな、と思う時もあったりしました
藤巻健史氏が数年前から叫んでいる「ハイパーインフレ」論と同じ根拠です。
藤巻氏の著書は、(批判的な意見も多いのですが)私はしっかりとした論拠でロジカルに書かれた好著だと思っています。
ひとつだけ私にとってよくわからないのが高インフレに転じる「きっかけ」なのです。
池尾氏は銀行預金の取り崩しを挙げていますが、銀行がどんどん日銀当座預金を積んでいる代わりに銀行自体の国債保有額を減らしているという点はどう考えるのでしょう(国債保有主体がシフトしているだけかも)。
藤巻氏の著書でも歴史的事実を根拠としていてどうにもはっきりしません。
読解力不足に原因があると思いますので、どなたかわかりやすく解説していただけないでしょうか?
最近家を買った友人たちと、35年ローンの間に円が崩壊する可能性の方が高いよねとよく話す。そういうリスクを踏まえてどう立ち回るか。僕ら世代はそういうマインドセットが不可欠。
既に有識者の間の議論では「日本の財政破たん後どうするか?」に移行している
例:東京大学金融教育研究センター「『財政破綻後の日本経済の姿』に関する研究会」など
細かい事まで理解する必要はないと思うが、今のアベノミクスを賞賛する人たちの中で、本当にアベノミクスにより、長期的な財政再建と景気回復が達成出来ると思っているのか?どう考えてもおかしいし、インフレに備えないと。
その通りでしょうな。

追記・政府はインフレ税の誘惑にかられがちだが、コントロールできなくなった時の経済損失は大きい。
朝倉さん指摘の、ハイパーインフレで世代間格差をガラガラポン、は一理あると思う。ただその方が良いと言える人は、今もその時も強者だろうという点に、議論の矛盾を感じる。経済的に多くの人が豊かだからそれでも良いと思えるわけで。ガラガラポンの結果、大多数は清く貧しく、制御不可の激しい競争下に置かれると知れば、避けたい人も多いのでは。
歴史上そして今でも世界の多くはそんな状況なので、今恵まれている状況に甘えるとしっぺ返しが来るというのであれば、その通りと思うし、それを想定して生き方を考えるのは、大事と思うけどね。
南米や東南アジアといった過去のインフレ国を見ると、急速インフレの後には自国通貨の切り下げが起こり、時の経過とともに経済は復活した。東京の地の利や蓄積された効率的なインフラ網を踏まえると、ハイパー・インフレがあっても特に東京都心部を中心とした日本の魅力は維持されると見ている。
私のインフレ対策の一つは、中古マンションを住宅ローンで購入するといもの。アセット・サイドは、インフレ耐性があり、外国人も好みそうな東京都心部の中古マンションにしておく(住宅ローンにすることで預金他金融資産もグロスで維持)。ライアビリティ・サイドに住宅ローンを残しておくことで、インフレ時に円建預金が減価しても、住宅ローンも同時に実質減少するので、ALMが働く。
なお、住宅ローンは生命保険を増額する効果もあり、ワーカホリック夫 + 専業主婦妻のストラクチャーを採用する上で、夫死亡時のダウンサイド・リスク回避機能もある