グーグル、ニュース表示で年1億カナダドル支払い 新法巡り合意
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従来の報道機関が作成しているニュースに対して、ネット企業が正当な対価を支払っていないという議論は、日本だけでなく世界中で繰り返し議論されているテーマなのですが、カナダにおいてはグーグルは対価の支払いで合意することで訴訟を回避する選択をしたようです。
一方で、Facebookを擁するメタ社は、支払を拒否してカナダでのニュースへのアクセスを遮断していると報道されており、Facebook経由のニュースへのアクセスは減少する一方で、各報道機関のアプリなどのアクセスは増加に転じる結果になっているようです。
日本においてもYahooやLINEに対して、ニュース対価の算定根拠開示をするように公取委が求めたことが話題になりましたが、こうしたニュースの価値を維持するための議論は、世界でより激しくなっていきそうです。メディアが恐れてきたことは何か?
記事のこの部分です。
「グーグルは同法成立を受け、カナダ国内でニュースへのアクセスをブロックする方針を示していたが、」
対価を要求すると蛇口を絞られるのではないか…
日本のメディアと海外のメディアの大きな違いはGoogleや大手プラットフォームへの依存度が高いことです。もちろんそれは我々の反省点でもあるのですが、現実としては死活問題であり、ベターな戦略が何か、常に頭から離れません。
海外の動きは注目しています。