2023/11/30

【体験談】低予算で「空き家」のビジネスを始めてみた

NewsPicks 金融ジャーナリスト
「タダでもいいから、手放したい」
所有者がそんなふうに思っている空き家が、日本には無数に存在する。
あなたの実家も、将来、そういう空き家の一つになる可能性がある。
しかし、やり方次第では空き家を「負の遺産」から、お金を生む資産に変えることもできるかもしれない。
新しいビジネスを始めるために必要な、新規開業資金の平均額は1194万円(日本政策金融公庫)。
空き家を使えば賃料を低く抑えることができる上に、自治体からのサポートが受けられる場合もある。
NewsPicks編集部は、空き家を使ったビジネスを始めた3名にインタビュー。
空き家活用のメリット、デメリットから意外な苦労までリアルな実態を聞いた。
杉本諒介(32歳)通販ベンチャー→秩父で宿泊
浅野高志(48歳)商業施設のMD→ベーグル屋
木下真一(34歳)不動産会社勤務→宮城で賃貸
INDEX
  • ケース① 秩父地域で宿泊施設
  • 賃貸、管理も「需要あり」
  • ケース② 古民家でベーグル屋
  • インフラをゼロから整備
  • ケース③ 宮城県で賃貸物件
  • 利回りは20%以上

ケース① 秩父地域で宿泊施設