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【上場申請】10兆円企業、SHEINが「脱中国」に必死すぎる

NewsPicks編集部
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    在ブラジル建築プロデューサー/隈研吾建築都市設計事務所ブラジル担当室長

    記事にもありますが、SHEINの生産拠点の一つがあるブラジルですが、マーケットプレイスでの売上がすでに国内におけるSHEINの販売量のほぼ50%を占めていると最近報道されていました。

    そもそもSHEINはブラジル国内ではポップアップストアはやっても直営店などは一切作らず、1万人以上いると言われるマーケットプレイスにおける小規模な小売販売人の手でビジネスを拡大してきています。

    他方、ブラジルは世界一の多税国家の一つと言われるほど、輸入品については厳しい関税が課せられるため、早くから現地生産化を進めるべくサプライチェーン構築に取り組んでおり、既に300以上のブラジルのパートナー・メーカーを持ち、そのうち200社以上はすでに "メイド・イン・ブラジル "の商品を生産しています。

    2026年までには、マーケットプレイス事業と現地生産を含め2000のブラジル工場と提携を結び、約10万人の直接・間接雇用を創出、全体の85%を国内事業とすることが同社の目標のようです。ブラジルにおけるローカライゼーションはどの会社も頭で分かっていても中々このスピード感は出せません。

    また、つい最近、SHEINブラジルはアプリとウェブサイトで、国内各地のローカル衣料品ブランドの知名度向上を支援するオンラインファッションモールの立ち上げを発表しました。目的は、小規模小売セラーのビジネスを後押しすることですが、販売チャンネルをマーケットプレイスに特化してきたSHEINだからこその戦略でしょう。

    小売業界でリアル店舗を作っている自分としては、SHEINのビジネスモデルは支持できるものではありませんが、彼らが提供する完全なるまでに削ぎ落とされた顧客体験がどこまで続いて行くのか注視していきたいと思います。SHEINブラジルの勢いは今後も止まる気配はありません。


注目のコメント

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    リブライトパートナーズ 代表パートナー

    いわゆるシンガポール・ウォッシュ、中国ユニコーンのトレンドです。この会社も登記上はシンガポールの拙宅のほぼ真向いのビルに登記されているとのことだが、正直H&M以上ZARA未満の世界最大級デカコーンが所在するようなビルでも無いし、そんな会社が入居している活気、気配があるかどうか...
    ちなみにその数件先にはTiktokのバイトダンスの本社もある。昨今はそんな具合です。

    ではなぜ中国ユニコーンはこぞって脱中国に走るのか、シンガポールウォッシュするのか?これについて本稿では「SHEINは一連の脱中国化で中国(政府)の海外IPO監督管理を避けた、との分析もある」とのみ論じられているが、一部には正しいがあくまで一部だろう。実際ここにも論じられている通り、それがあからさまに目的であれば中国政府がそれをみすみす手放しで見逃し続けるはずも無かろう。これは現場で中国の投資家や起業家と日々接しているとわかることだが、人民元の出し入れの不自由さや、日々刻刻現実味を帯びる地政学リスクやらは彼らの人生的に相当シリアスな問題で、行くも地獄残るも地獄、ではないがいずれにしてもリスクが極めて高いなかで痺れる意思決定をしているのである。その辺はこちらのスクールで一部をご説明しています。動画は1/20くらいにつままれてますが(笑)実際は半日x2デイでがっちり解説させて頂きました。 https://newspicks.com/movie-series/110?movieId=2795


  • NewsPicks編集部 記者

    今回のSHEINの脱中国を進めて上場を狙う、という戦略ですが、中国当局から見れば「脱法的」な戦略です。2022年にDiDiが米国上場廃止に追い込まれた経緯を見ると、かなりリスクある選択という印象を受けました。

    一方で、DiDiとは環境が大きく異なっています。習近平国家主席は11月15日にAPEC首脳会議に合わせて訪米し、米企業幹部との夕食会を開きました。中国経済が対中輸出規制などで追い込まれる中で、海外投資を呼び込むためのアピールです。

    このタイミングで果たしてIPOを止めることができるのか、絶妙のタイミングでの申請に思えます。記事内で中央人民ラジオの記事を紹介しましたが、人民日報、環球時報は調べた限り、まだ記事を出していないようです。今後の反応が気になります。


  • NewsPicks 記者

    ついにSHEINがIPO申請をしました。ずっとIPO観測が出ては否定し続けていたSHEINがやっとです。

    ただ本当にできるのでしょうか。
    SHEIN IPOへの課題とSHEINがやってきたことをまとめました。

    一番気になるのは、人権問題のないものを使っていると証明できたのかどうかです。この証明ができないうちはIPOさせないで欲しいと米国の議員から当局に要請があったほど、大事なポイントです。

    他のブランドもサプライチェーンの透明化には頭を悩ませていて、日進月歩進めているところで、ファーストリテイリングも先日、説明会を行ったばかりです。

    もしSHEINがサプライチェーン上に問題がないことを証明できたとしたらどんなことをしたのか。とても気になります。あと、今後財務的なデータも開示されていくでしょうから、出てきたら詳報します。


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