英紙が予測「中国マネーが日本のゲーム産業の未来を救うかもしれない」
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注目のコメント
中国マネーによりゲーム製作は「開発資金が増え、自由度の高いクリエイティブな開発環境が与えられる」。
これを好機と見るか、流出の危機と見るか。
Netflixら米国マネーがアニメ製作に流れているのも似た話。
国内市場が縮み、海外展開が命題であるコンテンツ産業は、外資にどう向き合うかが重要な課題となっている。旧友が何人かゲーム制作に携わっているので「コンテンツは人気だがバックを支える人材不足」により過酷な状況であると知っているので、確かに制作企業にとっては資金調達や事業維持の観点で歓迎されるかもしれないです。また、海外展開においても有益に働く可能性は十分あります。一方でそれに乗りすぎると日本の会社がそのゲーム(元日本企業で中国資本)のIPを用いてコラボしたりグッズを制作するときに大きな手数料を取られる可能性もあります。例えば、あるスマホメーカーは、アジア資本が入った後下手に日本企業との情報連携や技術ディスカッションができなくなりました。また、観光について例えば外資が大量に入り込んだ北海道のニセコでは宿泊費設定が日本人向けではなくリッチな外国人観光客向けに設定されています。つまり、コメントにも書かれていますが、アニメやゲームといった日本の資源ともいえるコンテンツの保有者が外資に置き換わることでできなくなることや制限がかかる可能性があります。拡散の制限がないからこそ、今の日本のコンテンツの自由さが生まれているので、そのバランスを含めた意思決定を望みます。
ゲームの作り方が日本と中国では違うと思います。徹底的に質を追求する日本に対して、中国は各国や各地域に合わせたゲームを量産することでデータを取得し、後から質を向上させていく方法を取っているように感じます。また、日本は家庭用ゲーム機主体ですが、中国はスマホ主体なので、多くのユーザーにリーチしやすいという面もあります。
個人的には、どちらも面白いゲームがたくさんあるので、互いに競い合ってほしいです。