バイナンスと趙CEO、資金洗浄法違反認める-罰金支払いへ
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今年の暗号資産業界の大きなニュースのひとつになりますね。ジャオCEOは、会社として成長し続けることを信じていますとコメントしています。
https://www.cnbc.com/2023/11/21/binance-ceo-changpeng-zhao-to-plead-guilty-to-federal-charges-step-down.html
後継を担うのは、バイナンスのリージョナルマーケッツの長であるRichard Teng氏とされています。同氏は、かつてUAEのアブダビ・グローバル・マーケットのCEOを務め、その前にはシンガポール取引所やシンガポールの金融管理当局で金融規制に従事した経験を持っています。
今回、資金洗浄規制違反で司法取引が行われたとのことですが、今後、暗号資産業界全体に対するコンプライアンスや規制整備のあり方がさらに議論されると共に、各取引所や関係会社においては金融機関や金融当局での経験を持ったプロフェッショナルがこの業界をリードしていく傾向が強まっていくのではと予想しています。AI界の大物アルトマンが仲間の謀反により引き摺り下ろされた数日後に今度はクリプト界の大物CZが米国司直の手により引き摺り下ろされる。同業界FTXサムバンクフリードは禁錮100年超と目されている。無論並べて論じるにはそれぞれ事情は異なるものの、俯瞰して見るだにコロナで膨れに膨れ上がったテックバブルの最終章を見ているようでもある。つくづくバブル崩壊後の企業経営のキーワードはディシプリンだろう。
暗号資産市場の闇の部分がまたもや明らかに。バイナンスCEOが資金洗浄に使われていたことを認めました。罰金の額は43億ドル(約6,450億円)にものぼります。が、それを支払えるだけの余裕がある。
経済制裁国が抜け道として暗号資産を活用しています。この裏道をふさがなければ、ウクライナ戦争をはじめ、世界各地で起きている紛争はおさまりません。