【週末に読む】なぜ人間は「料理」をすべきなのか?
NewsPicks編集部
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料理する人は一次加工、食べる人は、プレート(まな板)を置いて、ナイフとフォークで、食べやすく「切り」、他の食材と「混ぜて」、好きに「味つけて」食べているのです。
一人暮らしであっても、料理して食べることで、自分を大切にすることができます。一汁一菜なら、どなたにでも食事を実現できます。
食事は生活の要です。料理したものを食べることで、人は自分の居場所、あるべきところに戻ってくる。それによって、生活にリズムをつくるのです。
要は、言葉にしてしまった瞬間に、人は観察をやめてしまうんです。アートでも、野の花を観賞するときでも、感想を口に出した瞬間に、至福の時間は終わってしまうのです。
注目のコメント
いまや日本中の最高級レストラン群は予約で埋め尽くされています。美食を求めて巡り歩く人たちが大量に存在していることがわかります。
この記事を読んで、自分を含めた現代の多くの人は美食を求めつつ、実は情報を食べているだけなのかもしれないと考えさせられました。感性を鍛え、人間らしさを磨き、自然の共生していくなかで、旬の食材の中においしさを見つけることの喜びは大きそうです。
ネットでの評価や点数とは違う視点を持つ努力が必要だなと思いました。何の気なしに読みましたが、めちゃめちゃ深い話ですね。私は農家の長男なので感謝をすることは気をつけてきたつもりなのに、いつの間にか言葉やハイカロリーに踊らされて、自分の感性がどんどん鈍っているのではと心配です。
「食べる人はどんどん偉そうになるし、つくる人はどんどん料理が負担になっていきました。」
「言葉にしてしまった瞬間に、人は観察をやめてしまうんです。」
ドキッとする言葉。
正鵠をついた真理です。