企業に解決してほしいこと「科学技術力の低下」が2位、働き方改善上回る。日本の経済安保に不安増か
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論文や特許の件数が減少・停滞していたり、優秀な研究者が海外に流出したり…と、科学技術を取り巻く環境は良くないですよね。
ボストンに住んでいた頃、MITやHarvardで日本の優秀な研究者の方たちと出会いましたが、こうやって日本を出て行ってしまうんだな、と思いました。
日本企業がイノベーションが起こらないと言われて久しいですが、私自身コンサルをしていて、机上で考えられる程度のビジネスモデル革新なんて新しさが無くて、テクノロジーと掛け合わせて初めて生まれるアイデアが多いです。
クライアントと話していても
「今の技術ってそんな事まで出来るんですか!であれば、私たちのビジネスモデルもこんな風に変えられるかもしれない」
という反応が多い。
ちなみに、この手の調査設計の難しさですが、選択肢の5-8位の課題って、科学技術で解決出来るイシューだと思うので、こういうバスケット条項みたいな選択肢入れちゃうと、ブレると思いますけどね…
注目のコメント
研究開発費減による日本人技術者や研究者の外資系への流出、グローバル企業の経済圏の侵食が続いており、各社の新しい技術開発への投資は縮小し続けるばかりです。「科学技術力の低下を企業になんとかして欲しい」という不安はもっともだと思います。それにも関わらず、昨日の総務省の発表のように、スマートフォンの中古端末の推奨など国内メーカーの技術力を衰退させるような取り組みを政府が主導することは心苦しいです。規模の経済が予め担保できるグローバルメーカーが日本市場で台頭し経済圏を作るのは必然になってしまいます。
米中が作る技術プラットフォームの上に、日本が単なるコンテンツ提供者として乗っかるような事態は自由競争の原則があるとはいえ絶対に止めなくてはいけません。日本の科学技術力が低下しているという話、アメリカにいて教授達にも周りにも言われた事がないので実感がわきません。ただ、アメリカの大学は博士課程の学生は学費が無料で生活費も支給されることがほとんどだそうです。日本でも研究の意欲のある人達が、安心して研究できる環境ができるといいなと思います。