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聖なる大地の消えない苦痛

NewsPicks Studios
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注目のコメント

  • NewsPicks Studios WEEKLY OCHIAI プロデューサー

    【配信後記】
    見ないようにしてきたリスクが発現したという池内先生の指摘は、まさにその通りで、この地域が問題を抱えている事は世界の人々は知っていたはずですからね。池内先生によると、国連でアメリカが孤立する場面も多く、欧州ですら100%ついていかない動きが激しくなったという意味で、今回は人道に目を向けざるを得なかったという背景もあるようです。これは世界の構図が変わろうとしているともとれ、個人的には非常に怖い話だと思いました。ハマスと市民を分けようとする考えは市民を守るための議論である一方で、ガザ市民がハマスを支持していないわけではないとする池内さんの話、ハマスはイデオロギーになっているという須賀川さんの話を聞き、今の状況を単純化できない事がよく分かりました。殺し合っている時にどっちにつくかが同盟の本質だと思い出させたとする池内先生の指摘から、東シナ、日米、国防などの話題に及びましたが、日本がどう振る舞えばいいか。須賀川さんの日本はどこでも無害とされ友達扱いされるから稀有な立場だとする話は大切なヒントになると思いました。二項構造でない話を聞きたい方はぜひご覧ください。落合さんからの「共生するには?」の難題に、お二人とも素晴らしい回答をして下さいました!ありがとうございました!

    ***
    ハマスによる奇襲攻撃で始まった軍事衝突は、来週で1ヶ月が経ちます。日に日に犠牲者が増えていますが、今後さらに増えていくことになるでしょう。ふと8月に番組に出演していただいた南條さんの言葉を思い出しました。

    「一回ぶつかって対立した国は、そのこと自体が歴史の中に埋め込まれているから、その後仲良くなっても、100年経ってまた噴き出す可能性がある。人間の差異を攻撃したりすることがなかなか無くならないのではないか。過去のことを議論するよりは、目の前のことについてどうやって一緒に解決するかという問いを出す方が建設的ではある。でもそれが常にいい結果になるかわからない」

    一度、歴史に刻まれた事実は消すことはできない、ではどう乗り越えていけば良いのか。とても難しい問題です。今回はイスラーム政治思想や中東地域研究が専門の池内恵先生と「戦場記者」としても有名なTBSの須賀川拓さんが登場します。わからないことや知りたいこと、ぜひお二人に質問をぶつけてください。皆様と一緒に理解を深められたらと思います。


  • 最後の落合さんの言葉「われわれは、残念ながら現場の当事者にはなれないけど、終わりつつある秩序を見ている人としては、それを何とかする方向で進んでいきたい。」は考えさせられました。学校でケンカしている二人は、教室をぐちゃぐちゃにするけど、それを片付けるのは彼らのやるべき仕事ではない。彼らはちゃんと仲直りをする方法を模索すべきだ。我々にできるのは、横で必死にぐちゃぐちゃになった机を片付けることで、そういう姿を見せることで、彼らが「あっと思って少しだけでも冷静さを取り戻すこと」を祈ること、なのかもしれない。


  • 公式アカウント

    【11月1日(水)よる10時~】WEEKLY OCHIAI『聖なる大地の消えない苦痛』を生配信します。

    イスラム組織ハマスがイスラエル側へ奇襲攻撃を仕掛けてから、まもなく1ヶ月が経とうとしている。激しい軍事衝突が続く中、先月27日に国連総会の緊急特別会合で、人道目的での休戦などを求める決議が121か国の賛成で採択されるも、イスラエルのネタニヤフ首相は、ガザ地区で地上部隊が展開されたことについて「これは戦争の第2段階だ」とし、攻撃をさらに強化していく考えを示した。
    いつどのように収束を迎えるのか?今回の衝突の背景には何があるのか?今後のシナリオは?国際社会は、イスラエルやパレスチナ、ハマスを巡る情勢、そして歴史に刻まれた対立関係とどう向き合えばいいのか?
    落合陽一が、イスラーム政治思想、中東地域研究を専門とする池内恵氏、そしてハマスによる襲撃が始まった2日後にイスラエルに入り、ガザ地区での取材経験のあるTBS報道局の須賀川拓氏とともに“聖なる大地”の現状に迫る。
    ※ライブコメントからの【質問】に答えます。

    ゲスト:
    池内恵(東京大学先端科学技術研究センター・教授)
    須賀川拓(前JNN中東支局長 / TBS「news23」ジャーナリスト)


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