コマツ、GEとビッグデータ提携 鉱山を効率運営
日本経済新聞
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コメント
注目のコメント
コマツのこうした動きは素晴らしいですね。
ちなみに、コマツのこのデータは、実は経済数値の先行指標にもなりうると聞いたことがあります。世界中の建設鉱山機械の稼働状況ですので、この稼働状況の変動を捉えることで、その後の経済動向の数値をある程度予測できる可能性があると。
これをGEと組んでしっかり分析すると、金融市場でかなりの優位に立てる可能性があるのではないでしょうか。逆に言えば、私がGEの経営陣であれば、間違いなくそうしたデータの応用可能性まで含めた契約内容にします。世界最強のコンビです。コマツ単独でできなかったのかな…と不思議に思いました。が、↓ とのこと。納得です。それにしても、この定量化するチカラ、相変わらずすごいです…。
「コマツが大型ダンプトラックに取り付けたセンサーから集めた稼働状況を、米国内にあるGEのデータセンターに送信する。解析結果を基にトラックのルートや配置を最適化するほか、地面の状況に合った速度やブレーキのかけ方を算出。トラックに制御装置を取り付け、燃費を向上させる。」
「コマツ単独の分析でも燃費を5%向上できるが、GEのビッグデータ解析を組み合わせることで13%程度の改善につなげる。」おそらくGEの違いは需要等”予測”の精度にあるのだと思う。
現在の最適解を解析しても、コマツのような業界では結局後手になる。一、二歩先を予測できる解析力が重要。その点GEは航空分野や製造業でも実績がある。
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