国連総会 ガザ人道的休戦の決議を採択 アメリカなどは反対
NHKニュース
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国連総会の「平和のための結集」と呼ばれる種類の決議です。
国連では、紛争解決に関する決議は、15カ国から成る安全保障理事会に権限があり、経済制裁や平和維持部隊、多国籍軍について決定できるのは、安全保障理事会だけです。
ただ、安全保障理事会で、停戦を求める決議だけでも可決することができない場合は、全加盟国による総会での決議で、停戦を求める決議をすることがあります。これが、「平和のための結集」です。
総会には権限がないので、制裁などはできません。
「平和のための結集」は、国連史上でもそれほど多くはないのですが、昨年もウクライナに関する決議が行われました。ガザをめぐり国連総会で緊急特別会合。人道的な一時停戦を求めるヨルダン提出の決議案。アラブ諸国、ロシア、中国など120カ国が賛成し採択。イスラエル、アメリカなど14か国が反対。日本、インド、欧州など45か国は棄権。ただし欧州は割れていてフランス、ノルウェー、スペインなどが賛成。
イスラエルには自衛権があるとの文言を入れることにこだわるアメリカ。自衛権はあらゆる国家に認められている。自然法上の話。これは日本人が自衛隊の必要性、妥当性を論じるときに検討してきたこと。だから、今さらイスラエルには自衛権があると明記することにこだわり外交活動をするアメリカの活動が何かわざとらしく響く。
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