【連続赤字】マクアケ社長に「ヤバい決算」について直撃した
- 👇 肝心の「GMV」が下落中
- 🟥 赤字と減収「2年連続」
- 😯 中山社長「赤字幅は縮小できた」
- 🔢 今期予想は「増収・黒字化」だが...
- 🖋「2025年の強気予想」また下方修正
- ❔「0次流通」は本当にあるか
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中国メーカーの製品をいかにも日本法人があるかの様な見せ方をして受注生産し、届いた商品はすぐ壊れ、サポートもなく、無駄な買い物をしてしまった。という人も多いのでは? マクアケ側の出品審査がどうなっているのかわかりませんが、購入体験のクオリティを上げていく必要があるのではないかと感じます。
近いも何も、純然たるクラウドファンディングの会社でしょう。上場時目論見書にも発行体自らそうはっきり明言してる。そして新進気鋭の分野でもなく米老舗キックスターター誕生から15年近く経ち日本国内でも既に成熟しつつある業界なんだから、業績を語るならちゃんと業界分析しなきゃ。既にどれだけ競合過多か、手数料比較優位は等々、ちょっと分析すればこの業績の背景など簡単にわかる話。
一方、経営者自らがどう発信するかは無論自由、しんどい時も逃げ隠れせずちゃんと取材に応じる経営姿勢は正しい。
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消費者にとっては、作り手の思いや背景を知った上で購入するという仕組みのため、クラウドファンディングのようなサービスにも近い。
ただ、インターネットで商品やサービスを買うという意味では、楽天市場やアマゾンのようなEコマースサイトのようにも見える。
マクアケ自身は、「クラウドファンディングでもEコマースでもない」とし、あくまで「応援購入サービス」であると発信している。
冒頭「元サッカー日本代表の本田圭佑氏が率いる投資ファンドも出資する」とありますが、KSK ANGEL FUNDは、未上場時のスタートアップ投資だったので、IPO以降は段階的に株式を売っています。
2019年の新規上場時は13.71%の保有に対し、直近有価証券報告書では、1.81%までその持ち分が減少しています。
さらにその大半は、現在のマクアケの株価の10倍以上の値がついていた2020年時の売却であり、別視点では本田氏のファンドの投資リターンが際立っているなという印象です。
マクアケの決算が2年連続で赤字。さらに、トップライン(GMVも売上高)も下がるというかなり厳しい決算を出しました。決算発表翌日の昨日に、中山社長にインタビューの時間を作っていただきました。
マクアケの時価総額は、コロナ禍の時には1500億円を超えていました(!)が、今では100億円を切る水準にまで下がっています。「0次流通」の需要が本当にあるかーー岐路に立っていると感じました。
(以下、参考資料です)
●2023年9月期 決算説明会資料
https://ssl4.eir-parts.net/doc/4479/tdnet/2347538/00.pdf
●2023年9月期 決算短信〔日本基準〕
https://ssl4.eir-parts.net/doc/4479/tdnet/2347536/00.pdf
●2023年9月期 決算 FAQ
https://ssl4.eir-parts.net/doc/4479/ir_material_for_fiscal_ym/142325/00.pdf
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