2023/10/15
【元副総裁】円安からデータ分析まで、遠慮なく聞いてみた
岩田規久男氏は2013年、日銀の副総裁に就き、黒田東彦総裁とともに「黒田バズーカ」を放った。
日銀による大規模な金融緩和、異次元緩和を始めた張本人だ。
日銀がマネーの量を劇的に増やし、インフレ目標を達成することを強硬に主張するゴリゴリの「リフレ派」として日銀に乗り込んだ。
史上、最も日銀をかき回した副総裁こそ、岩田氏だと言える。
それから丸10年が経ち、食品価格の上昇など円安による弊害も目立ってきた。
リフレ派の極北は今、何を語るのか。岩田氏の自宅マンションでじっくり話を聞いた。動画では伝えきれなかったことを含めてお伝えする。
INDEX
- 清水ミチコにモノマネ教わる
- 円安はどう思う?
- 時代は変わった
- 効果あった?
- 意味のないデータ分析
- 高橋洋一氏にインタビュー
清水ミチコにモノマネ教わる
インタビュー冒頭、岩田氏は誰かの顔まねをし始めた。
YouTubeの清水ミチコのモノマネ講座で練習しているとのことである。
これまで多くの人を取材をしてきたが、モノマネから始まったことは初めてだった。それが80歳を超える日銀副総裁経験者だったから、とてもびっくりした。
──いつ披露するんですか?
披露しないよ
披露しないよ