【週末に読む】歴史小説とは、自己啓発の「集合知」だ
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リーダーの仕事は、兵を動かすために指示を上から押しつけることではない。ビジョンを示し、納得して共感し、自発的に動くようにメンバーを促すことだ。
それがチームの化学反応となり、共鳴をうみ、1+1が10にも100にもなっていく。
変化の激しい時代だからこそ、組織のエッジでイノベーションの種を拾うことが求められる。多様なメンバーが多様な価値観で自発的に動けるチームだけが、激しい変化に適応できる。
リーダーの器以上に組織は育たない。大きな器によって、多様な価値観を1つのベクトルにまとめ上げる力が求められるのだ。
注目のコメント
直木賞作家である今村翔吾さんの、「歴史小説」の新しい味わい方に触れられるインタビューです。
フィクションで描かれる歴史上の人物は、史実をベースに伝承や後世の人の願望や創作もミックスした「集合知としての人間像」であり、いわば究極の「自己啓発モデル」であるという見立てにはナルホドと思いました。
マネジメントに悩む中間管理職向けのオススメ本として、武将ではなく「足軽」をフィーチャーした『雑兵物語』を推されるセレクションの妙! さっそくAmazonでポチりました(笑)。『教養としての歴史小説』今村翔吾著、おもしろかったです。
小説は『イクサガミ』今村翔吾著をどうぞ。ものすごい疾走感で、小説慣れしていない人でにも自信を持っておすすめします。
Voicyでも話しました。
「よい決断をするための『教養』はコレ」
https://r.voicy.jp/qEm72Pb5K40
#Voicy歴史小説は私も結構好きで、人間の生きざまを考えるよい刺激になりますね。
ただ、日本の歴史で、しかも男性が主役である小説が話題になることが多いです。
残されている歴史の資料や情報量からも仕方がないこととは思いますが、個人的には「多様性」を想像する力という点で、多様な世界や時代で多様な主人公がでてくるものを読むように心がけています。