ベンチャーブームに浮かれる面々にモノ申す
東洋経済オンライン
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注目のコメント
「調達できる時に調達しておこう」という考え方も一理ありますが、回り回って後から自分達がしんどい目に遭いがちなので、起業家側も基本的にはバリュエーションを不必要に上げすぎない方がいいと思います。聞いてくれる人なかなかいないけど。
VCの担当者も社内での立ち位置というものがあるので、次回ラウンド以降での低いバリュエーションでの調達にはなかなか首を縦に振れません。そうこうしている内に資金繰りが苦しくなる。
調達側も人によっては合理的な判断というより、周りの起業家が高いバリュエーションで調達しているから自分もそれに負けたくないという情緒的な動機が高騰の要因になっているように見受けられることもあります。
同時に、資金の出し手側から見ると自社内での資金使途が限られているため外部にお金を使う結果、需給バランスが崩れているというのもバリュエーション高騰の一因ではないでしょうか。配当を増やすのも一つの考えなのかなと。業界の山谷をずっと経験してきた人の意見として貴重
今が明らかにバブルだとして、これまでの経験から見るとどこかで市場が過剰に冷え込み金詰まりが起きかねないとしたときに、一個人として考えれば、そこに乗っかって踊り、ババ抜きで勝ち残るしかない、となるのも当然。企業側は調達できるうちにするし、VCも金が集まるうちに集め集めたら投資をしないといけない。
過剰流動性の状況では成長「期待」があるところに、上記の個人的に見れば合理的な行動でバブルが生じるのは人間が人間である限り繰り返されるんでしょう
そんな時に本業が別にあり静観できる立場は強いですね