業界1位の給与水準? SEGA「絶好調」の納得の理由、海外売上を伸ばす“ある秘策”とは
コメント
注目のコメント
私がグループにいた10数年前は業績不振でSammyに買収→救済されたばかり。パチンコ、パチスロの遊技機の販売で儲けたお金でオーナーの里見さんがSEGAを立て直し中のまさに過渡期でした。
私は新規事業開発ポジションで中途でSammy側に入りましたが、ゲーム以外の分野の事業開発がらみでSEGA側とけっこうやり取りしてました。Edyを使った会員管理のシステムとか。
そんなSammyも私が入社したときは北斗の拳が好調で売上2000億円で経常利益はなんと1000億円もあった。
それでSEGAの救済に入ったし、資金が潤沢なので新規事業開発もやり放題という話をエージェントから聞いて入ったのですが、2年後には逆にマイナス1000億円の赤字転落。もともと大手ゲーム会社にいたのでエンタメ業界の浮き沈みの激しさはわかっていたものの、さすがにこれだけの規模の浮き沈みは体験がなく笑
私も当時の社長から呼び出されて、「経費削減だ。宣伝費も大幅カットだから開発も同じくだ」と担当していたシステム開発プロジェクトの中止を余儀なくされ。宣伝費と先への開発投資は違うと抵抗しましたが、最終的に関連事業の子会社の事業譲渡も担当しつつ、自主的に辞めました笑
エンタメビジネスでは「柳の下にはどじょう三匹」と言うのは、ゲーム会社時代に開発のマーケティング支援をやっていたときに、日経エンタテインメントの品田編集長からお聞きした話し。当たり外れと旬があるので、「どじょう」(ヒット分野、ヒット作品、売れるパターン)をコンスタントに見つけないといけない。
いまは、ワールドワイドで異国のどじょうを捕まえるでしょうか?
先日、久しぶりに東京ゲームショウに行きました。所属する企業はゲーム関連ですがいまはゲーム分野の部門から離れてるので、週末のユーザーズデーに娘に誘われ一般枠で。
昔からの大手の定番商品はさほど変わらず。どじょうを何匹捕まえたんだろう?笑
clusterとかgumiとかメタバースやWeb3関係もありましたが、メインは従来型のコンシューマーゲーム。
人気タイトルの試遊台は長蛇の列。
いまから20数年前?娘が小学生の頃に連れて行ったのが、いまは逆に連れて行ってもらう立場。こうやってゲーム文化は引き継がれていくんだなと笑ドリキャス後もう潰れるんじゃないかと言われたころセガの中の人だったので、この絶好調をもたらした経営に頭が下がります。
内海州史副社長に中山淳雄さんがインタビュー。今度の日曜、京都国際映画祭で中山さんにお越しいただきイベントを開きます。よろしゅうに。個人的なセガのイメージは失礼ながら「昔良かった過去のゲーム会社」だったので、全然気にしたことがなかったのですが、いつの間にか海外のゲーム会社を買収してグローバルに展開しており驚きました。