2023/10/13

【ドキュメント】NTTの「稼ぎ頭」ドコモはどこへ行くのか

NewsPicks編集部 ライター
NTTグループで近年、最も変化が激しかった会社は──。
グループ内でアンケートを取れば、最も票を集めるのはNTTドコモだろう。
日本IT史に残る画期的なサービス「iモード」を武器に、全盛期の時価総額は40兆円を超え、まさに「日本一」の会社だった。
ただ、ズルズルとシェアを落とし、ついには2020年、4兆円で親会社・NTTの100%子会社となった。
変わったのは会社の経営体だけでなく、サービスもローンチと廃止を繰り返している。
NTTグループの利益の半数を占めながら、「ahamo」以降、これぞというサービスが出ていないのも確かだ。
さらに今年になってから、ネットワークがつながりづらい現象もたびたび発生している。
もがき苦しむドコモの現在地を、ドキュメント形式でお伝えする。
(*文中敬称略)
INDEX
  • 「ドコモは、勝ち組になる」
  • らしからぬ「つながらない」ドコモ
  • 「反骨」から「超保守的」へ
  • 「変わり始めた」ドコモショップ
  • 屋台骨への厳しい目線