【謎】NTTが今、「レタス栽培」に本気を出す裏側に迫った
NewsPicks編集部
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施設栽培でノウハウが確立しているレタス、トマト、パプリカから参入し、スマート農業の技術を活かして
というのは大きな企業の参入としては定石と言えるでしょう。
施設の初期投資をどのように計算するのかによって収支は全く異なりますが、販売でつまづかなければ数字も合わせやすいです。
ただ生食用トマト、レタスの自給率はそもそも100%に近いので、長い目で見て見込んだ単価相場が崩れる可能性は十分にあり、そこのところの営業と生産の連携の手腕が問われると思います。
食の安定供給を謳うのであれば米麦大豆芋類にも参入して欲しいところですが、実際にはそこが経営的には難しいところで、スマート農業では今のところその壁は越えられていません。だからこそ本腰を入れて欲しいところではあります。固定電話を最後に使ったのがいつか、すぐに思い出せない人も少なくないのではないでしょうか。
そんな現代、NTTの通話収入は、携帯も含めてなんと収入全体の1割強です。
通信に頼らないビジネスの確立が喫緊の課題の中、NTTが活路を見出したのは農業。しかもただICT機器を提供するだけではなく、自ら栽培するということで、東京から車で往復6時間、山梨県中央市まで行ってきました。
通信と何一つ関係なさそうな分野と思いつつ、地域に根ざして国民生活を守るという根底では似通ったフィールド。「国に影響を与えられる、NTTだからこそやるべきこと」「夢は2兆円市場」「グループの新たなモデルになりたい」と語る、NTTアグリテクノロジーの酒井社長(元々はNTT東日本でWi-Fi普及前夜の無線分野を担当していたそうです)の熱い想いがとても印象的でした。