まだChatGPTを使ってない人は「人生を悔い改めた方がいい」――孫正義節が炸裂
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人間は古来から安定を求める。原始の世界では、道への挑戦が死へと直結するからだ。だからコンフォートゾーンから脳は出たくない。三日坊主もその脳による安定へ引き戻そうとする引力そのものだ。
農耕民族はその傾向がさらに強まる。春に耕し、夏に植え、秋に収穫する。ルーチンをきちんとまわすことで、収穫は安定する。そしてその配分のためにピラミッド型に上下の力関係が作られ、役割分担が細分化した。自分の任された役割のルーティンワークをこなしていれば、死ぬことはなくなった。
だからいまだに、未知なるものを理由もなく批判する人たちは後を経たないのだ。原始からDNAに刻み込まれた人類の原体験なのだ。
テレビが登場した時、映画界は軽視し、出演を拒んだ。
インターネットは、メディアや新聞は見下した。
SNSは、子供のおもちゃと大人は馬鹿にした。
スマートフォンは、ギークのおもちゃと大半の人はすぐにはつかおうとしなかった。
その後世界はどうなったか。それは火を見るより明らかだろう。そして今、AIの波が世界を変えようとしている。
変化は、ほとんどの人には唐突に訪れる。そのときどういう態度を取るかで、その変化の波に飲み込まれて沈没するか、その波を飲みこなすかが変わる。大きく変わる。
波に乗るためにも、沖に出ていなければならない。現状維持は約束された沈没だ。変化を恐れず、行動する姿勢は、未来への扉を開けるために欠かせない。その未来がどうなるかは誰にもわからない。だからと立ち止まってはいけないのだ。考える必要はない。まず行動してみればこそ、得られるものが必ずある。それから考えればいいのだ。
注目のコメント
まとめ動画で観たんですが、毎日chatGPTを仕事で使っていない人や、AGIのことを理解していない人が会場の大半を占めていることに対して孫さんは心の底から驚いてる様子で、いつも以上に強烈なパワーワードを駆使しながらAIと共存する未来について語っておられました。
個人的に印象に残っている言葉としては、
「AIに限界があるという人がいるけど、AIに限界があるんじゃなくてあなたの理解に限界がある。」
「AIの次にAGI(AIの10倍)が10年以内に実現される。更にその次の10年ではASI(AIの1万倍)が実現する。」
「異論を唱える人は唱えればいいが、そんなのは誤差。人間の方が賢いとか言いたい人がいるかもしれないが1万倍の世界になるともはや議論の余地はない。1万倍になると人間対金魚なんです。金魚にABCを教えてもわからない世界のように1/10000のASIから見ると人間は金魚。」
youtubeに全編が上がっていたので、是非本日のラジオ代わりにどうぞ!
https://youtu.be/vvbgLbEtGCQ?si=-pBD5GFeIa7P4WFQ一昔前は、Yahooディレクトリ検索とGoogle検索の比較で、「検索窓に何入れれば良いかわからない」という意見があったぐらいなので、生成系AIのプロンプトに何を入れればいいかわからない、という意見があるのはとても納得ができる。
これはツールの習熟とも関係があると思うし、出発点として、「どんな結果が得たいか?」というイメージの有無も関係がある。
Google検索は途中から、検索ワードの推測を始めたり、検索結果にその場で把握する知識を表示するようになった。
これは検索ワードの決定のしやすさと、意味調べという最も簡単な結果のイメージを用意することで、Googleにとっては致命的な「何を検索すればいいか」問題に対処している。
AIもUX的進化をするならば、「何を生成すればいいか」問題に対処することになるけれど、スマホみたいなその人のあらゆることを把握しうるデバイスがあると、「次に何を」問題に対処しやすくなるはず。ChatGPTが使えるかどうかは使った人にしかわからないでしょう。理解の範疇を超えるものに対して、不安や恐怖を抱く人が一定数います。コロナの時にそれは著名でした。
ChatGPTを日々いじっていると、これまで大企業でしか作れなかった様なプロダクトが個人で簡単に作れる様になったことに気が付きます。様々な作業効率も飛躍的に上昇した事に気が付きます。
ChatGPTを使わないのは、自転車や車を使わずに走るという選択を選んでいる様なイメージです。
こういうものは全体の受け入れまでに時間がかかるため、その間にどれだけ動けたのかで大きな差がつくのかもしれません。