【核心】不正の温床？日本の「経費カルチャー」の功罪

DMM.com 取り仕切り役　会長

「亀っちの部屋」Season3。前回は「金は盗むな」をテーマとした亀山さんのソロ回。

「会社の金に手をつけてはいけない」という当たり前のルールが、ドラマでも描かれるほどに意外と「ときどき起きる」出来事であると再認識した。

後編となる今回は、そのような不正が起きてしまう理由を社会の構造面から探る。

亀山さんは、不正を助長する因子の一つが、日本のある“企業文化”ではないかと指摘する。

＊音声版は「亀っちの部屋ラジオ」でお聞きいただけます。配信先は Spotify、Apple Podcast、Voicyです。
＊過去のシーズンはこちらからどうぞ。シーズン2（記事、音声）シーズン1（記事）。

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亀山敬司
DMM.com 取り仕切り役　会長
・2023年11月03日
社員に公正さを求めるなら、上司が自ら範を示さないといけないんだけど、権限を持つと偉くなったと勘違いして、ついつい公私混同しちゃう。俺も含めてみんな気をつけようね。
清水勝彦
慶應ビジネススクール教授
・2023年11月03日
これはめちゃめちゃ重要な話と思います。親も含めて上が何をするかを下はとてもよく見ていて、「このくらい」がいとも簡単に増殖し思ってもみなかった結果につながる「想像力」は経営をしようと思う人にとっては必要条件です。

ちなみに会社に不満を持っている人ほど不正をし易い（例えば、文房具持って帰るとか）のは欧米でも同じでいろいろな研究が昔からあります。
荒井太一
森・濱田松本法律事務所パートナー弁護士
・2023年11月04日
私は職業柄労務相談もよく受けますが、カラ接待などのご相談は多いですね、、たいていキャバクラ遊び。なお、調べればすぐ露見します。そして、ほぼ懲戒解雇です。身を滅ぼすので本当にやめましょう。
こちらの記事は経営者の目線からなぜそうした不正が起きるのか、ご経験も元に解説されていて大変勉強になりました。