【打倒中国】「太陽光パネル」製造に米国が本気を出している
- 多額の補助金投じる米政府
- 低コストよりも「脱中国」
- 「次世代型」開発という選択
- 廃業ラッシュにも負けず
- パネル製造と「強制労働」
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太陽電池は、シリコンを使っている限りは、世界の金属シリコン生産の7割のシェアは中国が持っているので、中国が圧倒的優位、ということになります。
テルル化カドミウム薄膜による太陽電池であれば、カドミウムの入手は容易であるし、テルルはレアメタルですが、埋蔵量が世界で最も多いのは米国です。
米国が太陽電池で世界の主流となるためには、テルル化カドミウム式太陽電池を世界の主流にする、そのためにシリコン式太陽電池は使用と生産と輸入を規制するように世界各国に働きかける、という国際関係的手段が必要になるでしょう。
価格競争力では、テルル化カドミウム式は、中国製のシリコン式にかなうわけがないので、米国政府がファーストソーラーなどの米国企業に補助金を注ぎ続けることも前提条件になります。
Rikiさんがコメントされているように(有難うございます!)、記事に触れられていない点として、First Solarのソーラーパネルの製造方法がCdTe(テルル化カドミウム、通称カドテル)を利用したもの、という点がある。
カドミウム自体が有害性物質で、イタイイタイ病などの原因物質。CdTeはカドミウム単体よりは毒性が低いとされているがそれでも有害物質。
製法ではなく広義での米国(や中国外シフト)について。
ソーラーも風力も、またこれらで発生した電力を貯めたりEVで用いられる電池も、生産量やプロセス・原材料の中国依存が極めて大きい。
経済安保観点からも、そこへの対抗(そして伸びている産業の取り込み)というのが文脈。
中国の再エネ支配力、OPECの比ではない
https://newspicks.com/news/8009154
太陽光発電に用いられるソーラーパネルですが、その製造過程では中国企業が圧倒的なシェアを誇っています。
今後の脱炭素を担う上で重視せざるを得ない分野なだけに、米国も補助金を投じて対抗しています。
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