データが語る「失われなかった20年」スイスの研究者が覆す、日本の“常識” | スイスの視点で日本のいまを読み解く
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注目のコメント
手前味噌ですが、NewsPicksのユーザーの方々こそが想定読者ですのでぜひ。。。
チューリッヒ大学にいるゲオルグ先生とステファニア先生との対談記事です。お二人の日本経済に関する基礎情報を基にした分析はとてもユニークな視点で楽しく議論しました。今回から4回シリーズでハーバードビジネスレビューオンラインに掲載されます。(ゲオルグ先生はわたしのドイツ時代からの友人です)
もしかしたら日本で長年研究されている方には、この「スイスの視点」は間違っているとされる研究者の方もいらっしゃるかもしれません。ただこの対談は東京大学が出版しているSocial Science Japan Journalに掲載された論文をもとにしていますので、もしそうだとしたらとても良い議論となるはずです。(追記)すでに著名な研究者の方から貴重なご意見を頂きました。どこを起点でデータを見るかで大きく印象がかわり、まさに議論になりますね。
ぜひ屈託のないご意見、建設的なご意見をよろしくお願いいたします!(^^良記事、必読!琴坂先生のコメントも参照いただきたいが、Picks読者こそが想定読者というのも嬉しい!非正規の比率が増加しているが、正規雇用も微増しているというのは自分も驚きだった。一方で成長率に関して、実質GDP成長率を使って1990年を100として計算すると、2014年までに日本は125、アメリカ179、ドイツ141となると思う。記事で言う「長期GDP成長率」が通常の実質GDPと違うのか分からないのだが、数値的にドイツと比較して「そこまで低くなかった」というのは、数値や検証方法として具体的にどんなだったのかが気になるので、次回連載に期待!!
失われた20年というが、確かに20年で失われたものもあれば、20年で失われないどころか立派に増えたものもある。それは財政赤字と貧富の差と日銀がもつ国債の量だけでなく、ずいぶん国際化し、通信インフラは格段によくなり、人はずいぶん礼儀正しくなった。質はGDPの数値に表れない要素も多いので、他国比での相対的な実質平均所得の数字は下がっていても、以外と生活のクオリティは上がっていたりする。