【アジアインフラ投資銀】創設メンバー40カ国・地域超に雪崩討ち、台湾も参加表明「傍観すべきでない」
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注目のコメント
日本が最も考えるべきは、アジア開発銀行の経営戦略ではないでしょうか。内部の情報にある程度のアクセスは確保するためにアジアインフラ投資銀行にも米国とともにある程度参加しつつも、しかし日本が強い主導権を持つアジア開発銀行(中国も参加)をより魅力的な金融機関として成長させ、健全な競争関係を築きあげることかと思います。
これを契機と捉えて、アジア開発銀行の戦略的な位置付けを再度議論し、「ライバル」と切磋琢磨しながら、しかしアジア全体の経済発展を実現するという発展的な思考が必要かと思うのです。本日に日経によると北欧諸国も参加を検討との事。
「北欧諸国ではデンマークが28日、参加方針を表明。スウェーデン財務省筋は日本経済新聞に対し「出資を検討中だ」と答えた。フィンランドも政府内で協議しているもようだ。」
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM28H61_Y5A320C1FF8000/?dg=1中国憎し、で決定を遅らせたツケがここに来る。欧米は早期から参加表明する代わりにいろいろ中国と条件交渉をできたが、もはや大勢が決まった後で”、、みんなはいってるから、わ、わたしも。。。。”と言っても、入れてもらえても何の交渉力もない。これに対し、某国からの、**に関する拒否権をなくす、などの条件を得て早期に入った国もあるのだけど。
早期に入って内部からガバナンス構築に貢献する道は閉ざされつつあるが、それでも意地になって日本だけ入らなかったりして。。こういう重要な失策・判断ミスって、だれが責任取るのか不明。