2023/9/24

【週末に考える】リベラルが軽視する「若い男性の悩み」

ニューヨーク・タイムズの名物ポッドキャスト「エズラ・クライン・ショー」。ホストのエズラ・クライン記者が、各界の第一人者とビッグイシューについてじっくり語り合う。
今回のゲストは、ブルッキングス研究所リチャード・リーヴス氏。取り上げるのは「男たちと男の子」についてだ。
ここ数年、英語圏では若い男性、男の子の教育、経済、幸福、健康での相対的な落ち込みについて少しずつ議論されてきた。
日本でも近年、独身、貧困、障害などを抱えた男性を「弱者男性」と表現するネットスラングも登場している。
ネット上では女性蔑視なども含みながら「男らしさ」について語る発信が多くなされている。
リーヴス氏は、こうした言説が人気を集める裏に若い男性たちの学びの機会が失われたことが原因、と主張する。その見解に耳を傾けてみよう。
INDEX
  • 友情「不況」
  • 「男の生きがい」の脆弱さ
  • そして父になる
  • 隙間を埋めた「マチズモ」
  • 一蹴するリベラル派