なぜ日本で「ハーバード式教育」ができないのか…じつは知らない日本とアメリカ「決定的な違い」
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書籍を読んでおらず恐縮ですが、卒業生として疑問続出です。
まずそもそも「ハーバード式教育」って、具体的になんのことを指しているのでしょう? 講義内容?指導方法?教員の質?学生のモチベーション?
私学であるハーバードで提供される教育自体は、授業料等と、そして、寄付等から成る巨額の基金で運営されていますので、公教育(しかも小学生一人当たり)の支出額とは直接の関係はないと思うのですが。(また、ハーバードには、マサチューセッツ州だけからではなく、全米から(さらに言えば世界中から)学生が来ますので、同州の世帯収入や公的教育支出の話になるのも、ナンセンスかと。)
「落とし穴」ってことは、日本が良くて、米国がダメってことでしょうか?なんで?
そして「日本では(良い意味で)教育が平等だから『ハーバード式教育』を実現できない」というのは、どういう論理構築、ロジックの流れなんでしょうか?
ハーバードやスタンフォード等の学生に、高所得家庭の出身者が多いという「教育格差」の問題は、以前から論じられてはいますが、それは東大など日本国内も同じですね。そして私は、両方で学んでみて、東大の教育内容や教員の質といったこと自体も、十分に高いと思いますので、「『ハーバードのような高度な教育(?)』が日本では実現できていない」とは思いません。
(「世界の大学ランキング」の順位は確かに違いますが、あれは、その他いろいろな要素(論文の被引用数とか留学生とか)が考慮されて決まりますね。)
いずれにしても、提示された種々がどう論理的に関係して、日本の何が問題で、米国の何が問題とおっしゃりたいのか、分かりません。
書籍の紹介文であるならば、最も重要な点については、説得力のある説明をしていただくべきかと。「?」がいっぱいのあまり、感じわるくなってたら、スミマセン。経済的な要因が小さいとはいいませんが、何よりも生徒の質が圧倒的に違うのが決定的な違いな気がします。
教育は先生の質と思われがちですが、大学になると先生の質が学びに与える影響が強いです。学べる内容はテクノロジーの活用によりUniversalになりつつありますが、その学びをさらに深めていくのにディスカッションやワークショップがあり、その学びのクオリティがメンバーの質に異存してしまうのです。