[26日 ロイター] - 米アップル<AAPL.O>のティム・クック最高経営責任者(CEO)は、全資産を寄付する考えであることを明らかにした。フォーチュン誌が伝えた。

クックCEO(54)は、10歳のおいが大学に入学した際の授業料を支払った後に、推定7億8500万ドル(約940億円)を慈善団体に寄付する予定と述べたという。

フォーチュン誌はクックCEOの純資産について、保有するアップル株に基づき約1億2000万ドルと試算している。

著名投資家のウォーレン・バフェット氏は、富豪と呼ばれる人々に対し、純資産の少なくとも半分を同氏が展開する慈善キャンペーン「Giving Pledge」を通じて寄付するよう呼びかけている。

*円換算を追加しました。