台湾、中国軍機103機確認 「破壊的」活動停止を要求
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この「103機」というのは、台湾海峡の中間線を越えてきた中国軍機の数です。
領海(海岸線から22km以内)に入ったというわけではありません。
中間線を越えてきた中国軍機の数は、今年4月の1日で91機がこれまでの最高記録でしたが、9月17日の103機で新記録、という話です。
なお、同日には、中国海軍の9隻も中間線を越えてきています。
https://twitter.com/MoNDefense/status/1703615924069446015
こうやって日常的に台湾にプレッシャーをかけ続けることも、台湾周辺の海域と空域を押さえることも、戦争ではありませんが、中国のいう「超限戦」の一環ではあるでしょう。
規模の拡大と継続によって、台湾の周囲の空域と海域が通行できないようになれば、それはもう台湾の存立の問題になります。11月に米国でAPECが開催されます。これに合わせて習近平が訪米して米中首脳会談が実施される見込みです。ちょうど今、そのための交渉が欧州のマルタで、サリバン安全保障担当の大統領補佐官と王毅外相の間で行われています。この記事は、中国が交渉を優位に進めようとしてブラフかけている、という理解で良いと思います。
日本もそうだがスクランブルできないぐらい負荷がかかると、メンテする部品間に合わず、疲弊したパイロットも危うくなる。その臨界点を探っているのだろうね。
そう言う意味では米軍は空母をあっちこっちに派遣して各国の実力を把握してる筈。だけど台湾には触れないでしょうね。