米スタバのシュルツ前ＣＥＯ、取締役退任へ　株価引け後1％安

[１３日ロイター] - 米コーヒーチェーン大手スターバックスは１３日、前最高経営責任者（ＣＥＯ）のハワード・シュルツ氏が取締役を退任すると発表した。

事実上のスターバックス創業者と言えるシュルツ氏は２０２２年４月、暫定ＣＥＯに復帰。今年３月２０日にＣＥＯの座を退いていた。

スターバックスの株価は引け後の時間外取引で約１％下落した。

清水勝彦
慶應ビジネススクール教授
・2023年09月14日
最近あまりスタバは話題になっていませんが、「なにもないのはいいニュース」なのでしょう。ただ、市場の反応は「本当に大丈夫？」と言っているように見えます。
宇田川元一
埼玉大学経済経営系大学院准教授
・2023年09月14日
何度もCEOを退任しては経営危機が訪れて経営者（経営陣）に戻って、ということを繰り返してきたわけですが、今度は引退になるのでしょうか。
シュルツ氏はどちらかというと、自分は引退したいけれど戻らざるを得ない、という文脈のように見えるのではあるのですが、しかし、創業者がいないと危機を乗り越えられないように見えるのは、いかなる理由によるものなのかというのは気になっているところです。
佐藤岳歩
The Youth CEO
・2023年09月14日
30年で3万店舗以上の世界展開を行い、誰もが知るグローバルブランドへと育て上げた事実上の創業者、ハワード・シュルツ氏が取締役から退任されるとのこと。
これまでもCEO退任後に同社の経営不振により、何度か復帰をしてはいましたが、今回は取締役からも退任されるとのことで、今後のスターバックスの動向に注目です。