男性未婚率、所得で4倍の差 賃金底上げに何が必要?
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所得が多い方が結婚できる可能性が高まるのはあると思うが、こういう分析で注意が必要なのは擬似相関の側面。例えばこの調査では30代の男性としているが、30才と39才だとどちらが収入が多いだろうか??普通は年令が上がる方が収入が多い。では30才と39才ではどっちの方が結婚率が高いか?これも39才の方が高いだろう。30〜38才の間に結婚する人だって多い。
つまりは年令で補正しないと疑似相関の要素を取り入れてしまうって話です。あと少子化でこの手の分析が出ると『対策のために所得が上がるような雇用政策を』って話になりがちだが、それはそれでしたらいいが底上げはそう簡単でもないし、昔は所得が少なくても結婚して子供を産んでいたのだから『価値観の変化』の方が大きいと思う。女性に生活力あるなら、男性にそれを求めなくても何とかなる。出産子育て期間分の蓄えさえあれば、女性は好みの人と結婚したら良いと思うよ。色々あってもパートナーの居る生活のプラスマイナスは、居るほうが心強く居られる。
なんだかんだ言っても、収入に関わらず男は男だし女は女だしね。
結婚後の色んな人生が予想されるけど、人はたとえ仲悪くても、パートナーが居ると、とりあえず目先の問題の解決に対処せざるを得なくなる(笑)
それで人生に飽きてる暇がなくなるのも良きかなと。
我が子はとにかく可愛いしね。
子は「カスガイ」って昔の人は言ったけど昔の人間だからって馬鹿じゃない(笑)
まあ好きにすりゃ良い話だけどね。日経新聞の記事は、経済財政白書の「第2章 家計の所得向上と少子化傾向の反転に向けた課題」を基にしたもの。経済財政白書で、少子化対策に1章を割くのも異例で社会情勢を表していると思う。(内閣府では「少子化社会対策白書」というのも出している。)
こういうときは原典にあたるのが鉄則ということで、令和5年度 年次経済財政報告(経済財政白書)のリンクはこちら。
https://www5.cao.go.jp/j-j/wp/wp-je23/index_pdf.html
30代男性では、年収100万円代の未婚率が最も高く(なぜか100万円未満よりも高い)年収が増加するにつれて未婚率が下がっていく。別な資料では、女性の方が相手に求める年収が高いことが示されているので、年収の高い男性ほど結婚相手として選ばれやすいということだろう。
一方、30代女性では、年収200万円台の未婚率が最も高く、年収が上がってもほぼ横ばいである。つまり、女性は200万円以上では年収が上がっても婚姻率が変らない。自分よりも収入のある男性と結婚したい場合のマッチングが難しいことや、一定の収入があれば結婚せずともよいと考えることもあるだろうが、女性が結婚や出産に伴って、収入が下がることを織り込まざるを得ないということもあると思う。