「国公立大学の無償化を」 大阪・兵庫の両知事、近く政府に要望へ
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国公立大学、といっても、これは地方の視点でしょう。
2000年には全国に649の大学がありましたが、2022年には807になりました。
これは、主に、
・短大が大学にリニューアルしたため
・地方で若者流出を防ごうとしたため
です。
大学を地元につくれば、若者が東京や名古屋に行ってしまうのを防げる、と地方自治体では考えられていたわけです。
増えたのは市立大学などの公立大学と、専門職大学などの介護福祉業界が関わっている私立大学です。
しかし、地元に就職先が増えるわけではないので、若い世代の流出は止まりませんでした。
その結果、地方で定員割れの大学が続出しています。大学が潰れると困る地方自治体は、私立大学を公立学校化することで存続させています。
公立学校化したからといって、定員割れは続くので、地方財政の負担になっています。
兵庫県は、財政に余裕があるからまだいいのです。産業も雇用もある方です。
これから、定員割れする地方の大学はますます増えていきますが、兵庫県のように余裕があるところは、そうならないように手を打ちたいでしょう。
大学を抱える地方自治体の多くも、無償化で定員割れを防げるなら、できることならぜひそうしたいでしょう。
窮地の地方大学が学費無償化方針で起死回生?兵庫県立大ほかが計画発表
https://www.cyzo.com/2023/09/post_355255_entry.html誰でも大学に行くような社会って僕はイマイチだと思う。大卒であることで漠然と卒業しても強みにならないし。できればプログラム習得とか特化した学校とかドンドンでて更に高卒で働いても大学にいくぶんだけ社会人として経験を積むことで学歴がハンデにならずに『大学が1つの選択肢に過ぎない』って風になっていってほしい。
それと無償化なら順番として中高などの給食とかが先かなって思う。子育て支援、格差是正という点で見れば「国公立無償化」ではなく、「給付奨学金の拡充」であるべきだと思います。
東大生の殆どが富裕層≒単なる無償化は富裕層優遇なですし、
「早慶に行きたいけどお金無いから地元の国公立」「地元である首都圏の国公立が難易度高過ぎて、やむを得ず地方で一人暮らし」
「税金を原資にした激安学費をウリに地元学生確保し、カリキュラムの改善等もしないゾンビ大学」
という別の格差(出身地ガチャ)を生むだけです。
むしろ国公立大学の学費は上げるか民営化し、成績と所得(マイナンバー制度を活用)を基準にした(学費相当の)奨学金を学生に給付すれば、「貧しいが優秀な学生」をピンポイントに補助でき、民間活力や競争原理を活かせるという面でも好ましいと思うのですが…。