任天堂と提携できた理由、DeNA守安社長が語る
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「モバゲー」ブランドに対して妙に執着しない割り切りの良さがプラスに働いているように外からは見受けられます。祖業であるネットオークションに始まり、スピンアウトしたものも含めて様々な事業を経てきた歴史があるからこその姿勢なのでしょう。
社名が変わっていたり、球団名が「モバゲーベイスターズ」だったりしたら、こうはいかなかったでしょうね。DeNAの文化を特徴づけていることの一つに、「これまで様々な事業転換を行ってきた」という歴史があると感じる。PCオークションからはじまり、マーケットプレイスに転じ、しかしなかなかトップ(ヤフー、楽天)には勝てず、そこでモバイルに転じて…という中で、「環境変化に適応して変わっていく」というのが刷り込まれていったように思います。朝倉さんのいう「割り切りの良さ」があるとすればその歴史に起因するのかと。一方で稀有だと感じるのは、割り切りが良いのに今回のように粘り強さをも併せ持つところでしょうか。
自社のことゆえ面映いですが、良い機会なので中の視点から振り返ってみました。ビッターズの頃からそうだけど、良い意味で「節操がない」ことがDeNAの最大の良さ。ゲーム職人ではなく、あくまでビジネス。だからこそ任天堂と組めたんだと思う。
ただ、やはり課金モデル(Free to PlayかFree to Startか、狭く深くか広く浅くか)については意見の食い違いが生まれそう。どんな解を出すのか、今から楽しみです。
"実は今回、こういう課金はだめだね、こういう課金はいいねとか、ガチャがどうかとか、そういう話を岩田さんとはまったくしていないんですね。これから議論することだと思いますが、そこはやっぱり任天堂さんのブランドがありますので、私も、利用者には当然、安心・安全に使ってもらえるものにしないといけないよねという話はしています"