GU「あまり売れなかった」ニューヨークに開発拠点。グローバルブランド目指す
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現状のGUが提案する商品は、日本や韓国をメインとしたアジア圏向けのトレンドとシンプルなベーシックウェアを組み合わせたもの。
記事内にもありますが、そのまま欧米展開しても感覚の違いから大きな売り上げは望めません。
エッジの効いたアジア発の低価格トレンドではシーインに敵いませんし。
そこでGUは、商品開発本部をNYに置いて、現場の感覚を取り入れた商品開発に取組むようです。
これは、パリにデザインセンターを設けて成功したユニクロユーの先例もあるため、有効な施策に思えます。
ヨーロッパのデザイナーと協業して、デザインの質を上げてきたユニクロと比較して、北米のトレンドから商品開発をしていくというのは、ブランドの方向性としても合理的でチャンスがあるように感じます。
いずれは北米の著名ブランドやデザイナーとの協業ラインを立ち上げて、そのノウハウをGUインラインの商品にフィードバックしてブランド価値を高めていくつもりでしょう。
いずれにしても、ユニクロの前例を踏襲しながら慎重にスモールビジネスから展開しつつ、着実に体制を整えている様子は期待が持てますね。
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