30代男性の未婚率、17〜76% 所得で最大4倍の差
日本経済新聞
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男女年収別未婚率の「Xの字曲線」といわれているものですが、率でみれば確かにそうで、だからこそ「稼げない男と稼ぐ女は結婚できない」などと煽り言葉も出てくるのだが、実際絶対人口でみれば、男女とも300-400万円台の中間層の未婚者がもっとも多いわけで、要はかつての中間層が結婚も出産もできなくなっているという部分にこそ着目すべきです。
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/d6f230d518a3a5a1f4096bf3b8e3b595ee93b54d男性が女性よりも給与を稼ぐべきというアンコンシャスバイアスが、男女両方で無くならないと、所得差による未婚率の差が縮まらないでしょう。
男女の役割分担は実は歴史的に最近の話です。農業主体だった日本では男女問わず働いていましたし、商業も同じくです。個人経営の店舗は、女性が長時間の販売を担っていることは大半です。
夫婦間で、相対的に仕事をしたい人・稼ぎたいと思っている人が仕事の時間を増やす、両方とも同じならばお互いに協力し合えばいいのではないでしょうか。女性からすると、出産にともなうチャイルドペナルティで収入が6、7割減るリスクをヘッジできる男性に集中してしまう構造があります。このチャイルドペナルティは先進国の中では非常に大きい。結婚をリスクととらえる若者が増えても仕方がありません。経済的に自立ができないほどの無償労働の負担を、女性にだけ押し付ける構造をまず改革しなければなりません。