【YouTube創業者】ペイパルからシャープまで全て語ろう
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YouTubeといえば、今では動画系サービスのデファクトです。
われわれNewsPicksの流入経路としても、YouTubeは欠かせません。
大富豪になったYouTuberも世界に多数います。
でもこのYouTube、ローンチ当初は「こんな企業を買う人がいたら、知性を疑う」と言われていた時代があります。
マネタイズの道筋が見えず、違法アップロード動画を巡る訴訟リスクを抱えたサービスモデルだったからです。
そんなYouTubeを、グーグルが約2000億円で買収したのは2006年のこと。
この選択を今、知性に欠けていたとか、愚かだったという人はいないでしょう。
このYouTubeの共同創業者であるスティーブ・チェン氏に、YouTubeのこと、エンジニアとしての振り出しだったペイパルのこと、そして今夏社外取締役に就任したシャープのことを聞いてきました。
内容は記事を読んでいただくとして、
強烈に記憶に残ったのは彼の笑顔。
人間って、人の笑顔を見ていると心地よくなるものなのですね。台湾に移住しているとは知りませんでした。逆張りというか、なるほど面白い。
シリコンバレーで活躍する著名な起業家のうち東アジア系では圧倒的に台湾移民が多い。メインランドはZoomのエリックユアンくらいしかぱっと名前が出ないくらい少ないのに対して台湾はエヌビディアのジェンスンファン、Yahooジェリーヤンら筆頭にたくさんいる。シリコンバレーではないがAlibabaジャックマーの相棒ジョーツァイも台湾系。
このように各国からのアメリカ移民テック起業家の系譜を勉強することも、ここでスティーブチェンが論じているDay1から世界をTAMに設定するための一つの要素として重要だと考え日々研究している。「まずプロダクトのごく初期段階では、「どうすれば持続可能な形でマネタイズできるか」なんて考えちゃ絶対にダメです。」という指摘は、それをして小さくまとまってしまったスタートアップをたくさん見てるからだとは思いますが、現実的にはいいスポンサーがつかないと難しい。その意味で、これはスタートアップだけでなくは、資金の出し手へのメッセージでもあるんでしょう。