ANA、SAFの二酸化炭素削減量を荷主に割り当て
日本経済新聞
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スコープ3は「事業者の活動に関連する他社の排出」と定義されていますので、自社では直接削減することが出来ません。その一方、多くの企業でサプライチェーンにおける排出量の大部分をスコープ3が占めると言われています。航空貨物を利用する荷主が、スコープ3となる輸送に関わる排出量を削減しようとしても、航空会社がそのソリューションを持っていなければ削減することはできません。本件は自社の排出量を積極的に削減する企業が、他社の排出量削減にも寄与でき、脱炭素を進めるモチベーションを高める良い取り組みと思います。但し、削減量のダブルカウントなどが発生しないしっかりとした仕組みを慎重に作っていく必要があります。