米OpenAI、AI使用の答案「検知困難」 教員向け資料で
日本経済新聞
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注目のコメント
答案のAI使用は検知困難でしょうね。プロンプト次第で文体も内容も調整できますから。
電卓で筆算暗算スキルの必要性が失われました。漢字変換で漢字書き取りスキルが、インターネットの出現で知識の記憶スキルの重要性が低下しました。生成AIでは文章作成スキルだけでなく、問題解答スキルの重要性が低下するのは間違いないでしょう。
これは喜ぶべきことです。より本質的なスキルが相対的に重要になります。ただし、今は過渡期ですから、当面はいろいろな混乱が予想されます。なぜなら筆記試験に回答するスキルの意義が小さくなるからです。受験勉強的な学習だけではダメだと、この半世紀言われ続けてきました。ついに待った無しです。レポートよりも(とくに私立大学で)卒業論文が大変なことになりそうだと考えています.人数が多く(一学年で20人を超えるケースも珍しくない),研究論文の書き方や引用の取り扱いについて(通常は)院生より詳しくないので,検知の防止を強化すると卒論指導の負担が一気に増すでしょうし,実際のところ対応可能なのかな…という疑問もあります.
大学の授業は生成型AIを前提にしたものになるでしょうし,その中で卒論の在り方も考慮することになるのかな,と思っています.たまにLLMで生成されたかどうかを判定する手法を開発した、とする論文は発表されますが、私は回避することはそんなに難しくないと考えています。
計算能力を高める練習問題で電卓を使っていては何の訓練にもならないように、使う側のリテラシーもあると思っています。