博士課程進学者を正社員に 富士通、優秀な人材確保
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これはこれで良い取組ですが、博士課程修了後、就職先が少ないという課題は残ります。
企業が人材に専門性を求めていないこと、もっと言えば、メンバーシップ型雇用で、採用にあたって、将来的に人材を自社の色に染めるという発想だったためと思われ、ジョブ型雇用の広がりが転機になるかもしれないと思っています。個人的には,研究の方針を企業が認めてくれるなら,いい取り組みかと思いますし,むしろ実験台として,このような働き方をしたかったとも思います.
もちろん,進学期間内の取り回しや進路などの課題はあると思いますが,それも込で実験的に行うものかと.博士出たから偉い,というわけでもないですし,活かすところはしっかり活かしてほしいです.
内閣府の調査でも色々給与面や学生の感じる不安について結果が出ているので,各社の博士への救済策を期待しています.その分,自分も博士足りうる能力を獲得しなきゃですが.
https://www8.cao.go.jp/cstp/gaiyo/yusikisha/20200806/siryo3.pdf富士通が博士課程進学者を正社員雇用するというニュース。博士在学中と博士取得後の経済的な不確実性がボトルネックになっている場合に有効と思われます。他方で、企業派遣によるビジネススクール留学のように、修了後の退職の際の(一部)返金についてどのような条件がついているのか気になります。企業としては取得後に破格の条件で他社に採られては困りますが、あまり縛りがきついと学生がこの仕組みの利用を敬遠してしまいます。