【最先端】「クリーンエネルギー」への移行が止まらない
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最低法人税率15%の導入と、処方箋薬価の引き下げで財源を確保し、実質気候変動対策に10年間で3,700億ドル弱(歳出の7,8割程度)使うものの”インフレ抑制法”という名にしたなんともアメリカンな施策。そのうち電力関連(再エネへの移行)の投資税控除と補助金が半分程度。
からの個人的注目は、米国農務省に410億ドルほど充てられ、そのうち85億ドル程度が土壌改善(≒リジェネラティブ農業)を筆頭としたEQIP(Environental Quality Incentives Program)に振り分けられ、農業経由でのGHG削減に焦点が置かれている点。
https://www.vox.com/science-and-health/2022/8/15/23301352/inflation-reduction-act-farms-climate-wildlife
世界は気候変動とAIで動いていうと言っても過言では無いかとThx.
注目のコメント
二酸化炭素を減らすために、自然の草木を伐採し、太陽光パネルを設置する。これは本当に自然に優しい対応策なのでしょうか。酸素を排出してくれるものを排除しています。もっと森を増やし、二酸化炭素の吸収力を増すことを考えた方が長期間で見た場合には、有効だと思います。
今までにないほど、クリーンエネルギーが各国で浸透し始めています。
今回中心的に取り上げられていた米国内では、技術の進歩はもちろんのこと、クリーンエネルギーに膨大な資金を投入する政策によって、クリーンエネルギーが非常に安価に利用できるようになりました。
金銭面にも大きな後押しがあり、世界ではクリーンエネルギー関連の工場の建設が進み、また個人では電気自動車を生活に取り入れている方も増えているそうです。
気づかないうちに、指数関数的に浸透していくクリーンエネルギーの現在がわかる1本です。日本は比較的日照時間が短いことや、平野部が少ないなど地理的制約が大きく、欧米諸国のような再生エネルギーに舵を切ることは現実的には難しいと私は思っています。
ただ、だからと言って化石燃料に頼ることがいいとは思っておらず、原子力や核融合といった、太陽光や風力ではないクリーンなエネルギーの進化を目指す必要があるのではないでしょうか。