【ミニ教養】世界の「再エネ化」は僕らの想像より全然速い
- 「酷暑の夏」の裏側で…
- 反脱炭素の州で、なぜか再エネ勃興
- 「BIG 2」がともに…
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「世界の」ではなく「米国の」話ですね。
米国人が米国のことしか見ないのはいつものことですが。
「主語が大きすぎる」というやつです。
世界の石炭消費は増え続けていますね。増え方がだいぶんゆるやかになっていますが。
https://www.iea.org/data-and-statistics/charts/global-coal-consumption-2000-2025
世界の石炭消費増加の主な原因は、インドと中国での増加、その他の新興国での増加です。
記事中で、中国の再エネ増加について書かれていますが、同時に石炭発電も増やし続けているのが中国です。
インドは、さらに石炭への依存度が大きいです。
新興国こそ石炭発電を必要としています。
ドイツなどが天然ガスを買い占めて火力発電に使い、世界市場でガス価格が上がってしまいました。原油もまた上がっています。
急増する工業生産と生活の質向上に必要な電力は、石炭なしには賄えません。
より苦しい立場にある途上国、たとえば北朝鮮のような、「再エネ、何それ?」といった、石炭がなければ前近代の生活にもどらざるをえない国の方が世界では多数です。
2023年3月にIPCCは、パリ協定の達成は無理、このままでは大惨事が待っている、という内容の報告書を出しました。深刻な内容の割には世間の反応はあまりなく、脱炭素はほとんど進んでいません。甚大は山火事、台風、水害が起きても、それでも世間はほぼ無関心なままです。ただ、コロナ禍根の前には20ユーロだったCO2排出権価格が90ユーロにまで急騰しています。どこかの時点で脱炭素に真摯に取り組む必要があり、その時点でビジネスのルールが激変すると見ておくべきだと思います。IPCCの環境省による解説は以下です。
https://www.env.go.jp/council/content/i_05/000130186.pdf
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