外国人観光客は｢日本的な生活｣に憧れている…日本人が過小評価している｢日本式インフラ｣のすごい価値
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昨年夏にうちの両親と、生地に出てくる加賀屋を訪れたけど、円安もあって価格的にも海外よりも割安で、まさに３世代旅行に最適な場所だった。日本は旅行先として海外から益々の人気となっていくことは間違いない。
「海外に日本型生活モデルを売っていくことはできないのだろうかと感じます」
いやあ、「生活モデル」なんてものを売れると考えること自体が空想。そして「あなたの国でも、日本のような清潔で快適なインフラが体感できますよ」ってどれだけ上から目線なんだろう。どんな産業でもこの手の姿勢はフラグだと思う。
現実には生活を構成する個々の要素ごとのビジネスを見ていく必要があるでしょう。鉄道車両のように海外市場でも健闘しているもの。水道などの水ビジネスはこれから。白物家電は敗戦。サービス産業は企業単位でそれぞれです。既に動いていたり結果が出ているものに関して「新たなビジネスになるのではないかと思います」って何周も遅れた言説だと思います。質高インフラは、この文脈？生活とか社会ではなく、物理インフラでは？日本的な生活に憧れているというより、衛生環境では。そして、旅行という非日常であるし、せっかく来たところだから楽しくなるし、高めの評価に触れやすいもの。日本式の生活や社会インフラとなると、それをメンテする人たちのスキルやマインドセットも関係する。日本すごい論系。いや、すごいのはすごいんですが、もちあげるところと、持ち上げ方。
