Amazon、プライム会費年1000円上げ 日本で4年ぶり
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Amazon、プライム会費年1000円上げ 日本で4年ぶり。プライム会費が約2万円の米国と比較すると日本の5,900円はまだ低水準のようにも見えます。もっとも、小売のリアル店舗展開、診療所含む医療・健康サービスの展開など様々な活動が展開され、様々な特典のある米国のプライム会員と比較すると、日本は利用できないサービスが多く、大きく見劣りしています。またアマゾンの収益構造はAWSと北米EC事業の黒字で国際部門EC事業の赤字を補填するようになっており、日本のEC事業も採算は厳しい状況ではないかと推測されます。すでに利用者にとっては利便性の高い生活のエコシステムになっているプライム。利用者は値上げを受け入れるしかないプライステイカーでしかないということが懸念されるところではないでしょうか。
日本のプライムが安いのは"激安日本"の経済環境というのは確かですが、他にも理由があると考えています。
日本事業の構成比は10年前に15%もありましたが、現在は5%。日本の経済環境はありつつも、ヨドバシの存在は大きいと私は考えています。
会費なく送料無料、常時10%還元は「元を取る」「実を取る」意識の強い日本人には強いです。プライムの付加サービスがいらない人は一定層居ます。但し品ぞろえは弱いので、そんな時にAmazonにする。
各事業の収益貢献度は相互絡み合っているので難しいですが、AWSがAmazonの営業利益を支えていると長らく言われてきましたが、おそらく現在はサードパーティー販売手数料と広告と考えた方がよさそうです。いずれもECあってのものではあります。プライムは実は大きな利益貢献はなく、囲い込み策でしょう。こうして肉体労働たる旅行収支で稼いだ外貨がその他サービス収支という頭脳労働経由で外貨流出する構図は近年の日本の特徴です。デジタル関連の赤字は値上げされても言い値で受けざるを得ないケースが多いと察します(例.クラウドサービスなど)