AIで工場作業のミス検出 福岡の新興、映像から動作解析
日本経済新聞
64Picks
コメント
注目のコメント
姿勢推定は、骨格の特徴点を検出する「キーポイント検出」という技術で、それ自体は多くのAIモデルが公開されていて、多くの開発事例が見られます。
ですが、いざ実際の作業現場へ導入となると学習データの問題やリアルタイム性の兼ね合いからやはり難しさが現れてくるものです。恐らく学習させた正しい動きとの類似度から判定をするものだと思いますが、どのレベル感で判定するかによって、通知の頻度も変わり、作業ラインに影響をもたらします。
また精度が高すぎるとリアルタイム性が損なわれていくため、精度とスピードのバランスを考えることもAIシステム開発の重要なポイントになります。
このように実導入となると、製造業側の作業内容や現場運営に対する理解が深くなければその実現は難しいはずで、多くの大手製造業との協業に成功されているネクストシステムさんの知見の深さがここから窺い知れます。姿勢推定は人の行動をデータ化する基本技術なので、是非頑張って欲しいです。
手指の動きや視線まで測れると、相当いろいろなことが分かります。でも通常のカメラだと解像度がまだ不足かもしれません。